早稲田大学三宅丈雄准教授の保有する「発電しながら、測定できる」生体バイオセンサ技術(※1)を活用し、果物や魚などの生鮮食品の鮮度や糖度をトラッキングできるIoT流通トレーサビリティシステムを共同研究しています。 農業・水産業におけるIoTの活用は非常に重要であるもの、まだまだ多くの課題が存在します。特に広大な土地に電源を供給する「電源問題」は大きな壁となり、IoTの普及の阻害要因の1つになっています。本研究開発では、手のひらサイズの大きさでありながら、動植物の持つイオン反応だけで発電と計測が同時に行えるセンサ技術(早稲田大学三宅丈雄准教授、特許保有)を活用して、生鮮物の鮮度や糖度が計測できるIoTシステムの研究開発を行います。
client : 早稲田大学
IoTデバイス 生体バイオセンサ 通信ネットワーク
※1:早稲田大学大学院情報生産システム研究科 三宅 丈雄 准教授
※2:本事業はH30年度の「(公財)北九州産業学術推進機構 新成長戦略推進研究開発事業」を採択しています。